新しい長崎県立図書館へ

図書館探訪

博多から長崎へ、開通したばかりの西九州新幹線に乗ります。
まずは博多から鳥栖経由で長崎方面に向かい武雄温泉。
ここまでは「リレーかもめ」
この武雄温泉でホームをまたいで一旦乗り換え、終着の長崎駅まで「新幹線かもめ」

新幹線なの?特急なの?って思うかもしれませんが、
まずは特急のかもめに乗って武雄温泉で新幹線のかもめに乗り換えるスタイルです。
長崎-佐賀-鳥栖(一応佐賀だけど実質福岡と思う)-福岡となっていますが、佐賀区間に新幹線がまだ整備されていないんです。
これには西九州新幹線が計画当初から抱える問題があります。

学生の頃に関心を持って注視していたことあるんですけど、並行在来性の問題で佐賀県のある町で反対運動が起こったんですね。まぁ分かる。それで通り道にあたる佐賀区間は新幹線が未整備のまま今に至っています。あれから20年も経ったのか。。

佐賀の鹿島市ってあるんですけど、当時、すごく反対されていたんですよね。懐かしい。
開業した西九州新幹線 並行在来線「忘れないで」”不同意”貫いた元市長・桑原さんが思う事とは【佐賀県】
中継地点、並行在来線の問題。今のリニア問題、内容は違えど静岡工区と通じる部分があります。国の事業と地域の問題。
(この問題、もし気になったらググってみて)

山形新幹線に倣ってミニ新幹線にしたら今頃は新幹線が走っていたのに、って思いました。わざわざ莫大な費用かけてまでフル規格にする必要、ないのに。まぁこれは政治なので、仕方ないといえば仕方ないのですけど、もう政治的要素を排除してミニ新幹線構想が全国で展開されていたら、整備新幹線も違った結果になっていたんじゃないかなぁって個人的には思います。
ということで、山形新幹線もフル規格の話題がちょこちょこ出てきますが、ミニのままでいいと思います。
(話がそれてしまった)

一方、車内。
(迷惑かからないように控え目に撮影)
地元の木材かな。
この写真じゃ分かりにくけど木材がふんだんに使われてます。
そういえば、山形新幹線の車両も新しくなりますね。
なんだか広々、新しくて気持ちいい。

長崎駅の手前、大村駅で降車。
大村は長崎県の県北に位置します。
県立図書館はもともと長崎市にあったのですが、そこを離れ大村市に移築されました。

ミライon図書館(長崎県立図書館)
長崎市から大村市へ敢えて移転
オープンがコロナ禍だったので、訪問が今になってしまいました。

エントランスからのアプローチ。

写真ですけど素敵ですよね。
木材の使い方が丁寧で美しく、なんだかデッサンされた絵画を見ているよう。
天井を高くとり、開放感があります。
書架間も広くとってます。さすが県立だけ館内広く、ゆとりがありますね。

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